水星の太陽面通過

 水星が太陽の前を横切る現象「水星の太陽面通過」が、11月9日(木)の日出から午前9時10分まで、日本では約3年半ぶりに起こりました。天候にもめぐまれ太陽望遠鏡でこの現象を撮影することに成功しました。下の映像は、太陽表面の粒状斑(りゅうじょうはん)やプロミネンスを観測できる特殊なフィルター(Hαフィルター)を通して撮影した「水星の太陽面通過」です。
 中央に見えている小さな黒い点が水星です。水星が太陽前面を通過し、外れていく午前9時から午前9時11分までを100倍速で映し出しています。次回、日本からこの現象が観察できるのは、26年後の2032年11月13日となります。
午前9時から午前9時11分まで(100倍速)




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