C/2006 M4 ( SWAN ) |
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彗星は太陽に近づく際に明るくなることから、太陽観測衛星ソーホー(SOHO)によって、これまでに1200個以上の彗星が見つけられています。スワン彗星(C/2006 M4)は、ソーホーに搭載された観測装置の一つ、スワン(SWAN)によって6月下旬に撮影された画像の中からアメリカのR. D. Matson氏とオーストラリアのM. Mattiazzo氏が発見した彗星です。 当初、スワン彗星はそれほど明るくならないと予想されていましたが、9月下旬には予想外に明るい7等級で観測され、10月に入ると、さらに増光して4等台となりました。10月下旬から夕方北西の空に双眼鏡ではっきりと見える明るさとなり話題を呼んでいます。ここまで明るくなった彗星は、最近では2005年1月のマックホルツ彗星以来1年9ヶ月ぶりです。 11月中旬まで美星天文台の夜間観望会でもスワン彗星を見ることができます。月の影響が少ない、10月28日(土)〜10月30日(月)、11月10日(金)〜11月13日(月)が101cm望遠鏡で観望するには好条件となります。彗星は、西の空低いため、すぐに沈んでしまいますので、彗星が見える時刻をご覧下さい。 |
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彗星が101cm望遠鏡で見える時刻
彗星は天候によって見えない場合もあります。観望会では他の天体もご覧いただきます。 |
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