マックノート彗星
C/2006 P1 (McNAUGHT)

 オーストラリアのマックノート氏 (R. H .McNaught) が、2006年8月に17等級で発見した彗星が、太陽に近づき増光して話題になっています。2007年1月14日の国際天文学連合の最新ニュースでは、彗星の全光度は最大で−6等級にまで増光したという報告があります。この彗星は2007年1月13日に太陽に最も近づいた後、太陽から次第に離れ減光しながら南の空に位置を移してゆきます。現在は、南半球でしか見ることはできません。
 南に位置を移したマックノート彗星を発見者のマックノート氏が1月19日に撮影したすばらしい画像(英語)があります。
昼間に101cm望遠鏡で撮影したマックノート彗星。中心に明るく見えているのが彗星の核。2007年1月15日14時19分撮影。

 【2007年1月12日 アストロアーツ】 マックノート彗星(C/2006 P1)がSOHO LASCO C3の視野に
[掲載日:2007.1.15]




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