概要
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2012年5月21日月曜日の朝、太陽が月によって隠される部分日食が日本各地で見られました。
一部の地域では金環日食となりました。美星天文台では太陽の直径が92%欠ける部分日食で、
欠け始めは午前6時17分、最も欠けたのは午前7時29分、日食が終わったのは午前8時51分でした。
天候に恵まれ、「部分日食を見る会」では望遠鏡を使って太陽を投影し、
参加された多くの方に太陽を観察していただきました。
また、太陽望遠鏡で日食の様子を撮影することができました。
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太陽望遠鏡(白色光)で見た太陽
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美星天文台の太陽望遠鏡で撮影したものです。
太陽の強烈な光や熱を十分に弱めるフィルターを使っているため、背景は真っ黒になっています。
画像の下が地面方向です。
時間とともに月が太陽の前を移動し、太陽の形が変化していく様子が分かります。
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Hα光で見た太陽
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下の画像は水素が出す赤い光(Hα光、波長656.3nm)のみを通す望遠鏡を使って撮影したものです。撮影者:高見直樹さん
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