地球に接近した 小惑星 2012 DA14の撮影に成功
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概要
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「小惑星 2012 DA14」は直径45mほどの小惑星で、日本時間の2月16日午前4時過ぎに地球の27,700kmまで接近しました。
最も明るいときでも7等級程度で肉眼では見ることはできませんでしたが、
美星天文台の101cm反射望遠鏡や15cm屈折望遠鏡で撮影に成功しました。
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静止画
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1枚目は15cm屈折望遠鏡に一眼レフデジタルカメラを取り付けて撮影したもので、
撮影開始は午前4時54分、露出時間は150秒です。
左下にぼんやりと写っているのはしし座のM65という銀河です。
2枚目は101cm望遠鏡と冷却CCDカメラで撮影したもので、撮影開始は午前4時19分、露出時間は120秒です。どちらも長時間シャッターを開けて撮影しているため、小惑星の軌跡が線になって写っています。
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以下は一眼レフデジタルカメラに300mmのレンズを装着して撮影したものです。
カメラを固定して撮影しているため、日周運動により恒星が左上(東)から右下(西)に伸びています。
画像を横切っている線が小惑星の軌跡です。露出時間5秒の画像を53枚合成しています。
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