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はやぶさ2の撮影

概要
 2015年12月3日、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が地球スイングバイのため地球に接近したところを美星天文台で撮影することに成功しました。
「はやぶさ2」は地球スイングバイによってさらに加速し、小惑星「Ryugu」へ向かいます。

画像
 撮影は2015年12月3日に、美星天文台の口径101cm望遠鏡に冷却CCDカメラを取り付けて行いました。
 望遠鏡で恒星を追尾しながら、カメラのシャッターを5秒間開けっ放しにして撮影しています。撮影時刻は18時42分、視野の広さは1°の約4分の1です。
 恒星は丸く写っていますが、「はやぶさ2」は高速で移動しているため、線状になっています。
 このとき、はやぶさ2はおよそ1万kmの距離にありました。
hayabusa2@bao
観測にあたって
 美星天文台で観測するにあたっては、JAXAはやぶさ2プロジェクトチームから「はやぶさ2」の位置情報を提供していただきました。 また、姫路市星の子館の安田さんから、観測の呼びかけや情報を提供していただきました。
 以下のページから全国の天文台の観測状況を確認することができます。

外部リンク:姫路市星の子館「はやぶさ2地球スイングバイ」観測キャンペーン



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