美星天文台のトップへ戻る
◆天文現象・観測成果 ◆星のデータベース ◆公募観測の成果

冥王星の撮像

概要
 NASAの探査機ニューホライズンズ(New Horizons)が冥王星に接近し、科学観測を行っています。 最接近の7月14日を前に、美星天文台の口径101cm望遠鏡で冥王星の撮像を行い、その姿を捉えることができました。

画像
 撮影は2015年7月11日に、美星天文台の口径101cm望遠鏡に冷却CCDカメラを取り付けて行いました。
 冥王星は公転周期が248年で、地球からおよそ48億km離れた場所にあります。 直径は小さく、地上の望遠鏡では画像のように他の星(遠くの恒星)と区別がつかず、点のようにしか見えません。 しかし、探査機ニューホライズンズは冥王星に接近し、地表の様子などを私たちに見せてくれます。
 画像は比較のため、左に過去に撮影された画像(1987年、Digitized Sky Survey)を並べています。右が美星天文台で撮影されたもので、赤い線のところに冥王星が確認できます。 冥王星は背景の恒星に比べて少しずつ移動しているため、過去の画像の同じ個所には写っていません。
Pluto


美星天文台
Copyright(C) Bisei Astronomical Observatory 2003 All Rights Reserved.
★☆★☆★☆★☆★
天文台のトップページへ戻る