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小惑星 Ryugu(リュウグウ)撮影に成功

概要
 7月15日、美星天文台で、小惑星「Ryugu(リュウグウ)」の撮影に成功しました。 小惑星 Ryugu は日本が打ち上げた探査機「はやぶさ2」が2018年夏の到着を目指す天体です。 2016年7月下旬は4年ぶりとなる観測好期だったため、口径101cm望遠鏡で撮影にチャレンジし、はっきりとその姿を捉えることができました。 Ryugu はこれまでの観測から、直径が約900メートルで、形状は球形に近いと考えられています。

画像
 撮影は2016年7月15日に、美星天文台の口径101cm望遠鏡に冷却CCDカメラを取り付けて行いました。
 撮影開始時刻は午前2時22分、露出時間1分で撮影した画像を6枚合成しています。 小惑星は恒星に対して移動していくため、その移動に合わせて画像を1枚ずつシフトさせています。 その結果、周囲の恒星の像が線状になっています。 視野の広さは1°の約8分の1です。
 
ryugu


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