美星天文台では東洋大学の越智准教授と協力し、夜空の明るさを継続して測定しています。以下は2010年6月から2013年8月までの午前3時付近の夜空の明るさをグラフにしたものです。
横軸は修正ユリウス日(1858年11月17日午前9時からの経過日数)ですが、グラフの上に、各月の1日の位置を示しています。縦軸は、環境省全国星空継続観察と同じ、1秒角四方の空の等級で、ここではmag/arcsec2と表していますが、mag/□" と同じです。縦軸は下向きに数値が大きくなることにご注意ください。数値が大きいほど夜空が暗いことを示します。
約1か月に1度の割合で夜空が明るく(数値が小さく)なっていますが、これは月の影響によるものです。空が暗い日は 20.6 mag/arcsec2 前後で推移しています。
測定機器はライトメーター(2010年8月に機器を更新)で、美星天文台屋上に設置しています。
なお、2013年9月以降の夜空の明るさについては、公開準備中です。