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水星を見る会
6月17日(土)・18日(日)19時〜19時30分
<雨天・曇天中止>
6月16日撮影の水星の拡大映像はこちら

なぜ、この日に水星を見るのか。
それは今年のうちで水星が最も見やすくなるからです。

水星は、太陽系の中では最も太陽に近い惑星です。
そのため、地球から見ると、太陽から大きく離れて見えることが無く、 下の図の黄色い点線に囲まれた方向にしか見えません。
ということは、夜遅くに見えることはなく、夕方か明け方のわずかな時間しか見られないのです。

図1

黄色い点線の方向に水星があるとき、水星が太陽から最も離れて見えるため、観察しやすくなります。
そのようなチャンスの一つが6月20日頃です。下の図は、6月18日の太陽、水星、地球の位置関係です。
今年はこのような、夕方に水星がよくみえる位置関係が3回(2月下旬、6月下旬、10月下旬)起こります。それらのうち、今回が最も好条件です。

図2

望遠鏡を使うと水星が半月のように見えます。
これは、上の図からわかるように、地球から見ると水星の真横から太陽光線が当たるため、水星の半分だけが照らされているように見えるからです。
今年最も水星が見やすいこの時期に、101cm望遠鏡で水星を見てみませんか?
ただし、101cm望遠鏡で見えるのは19時30分までです。時間にご注意ください。
悪天候のときは中止します。

お問い合わせは info @ bao.go.jp まで

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