カノープスを探そう!

カノープスは、中国では南極老人星と呼ばれ、見ると長生きできる星だと言われています。
美星天文台からは、お天気の条件が良い日であれば、3月頭頃まで見ることができます。

星は東の方からのぼり西の方へ沈んで行きますが、その中間、南の空に一番高く上がったときを「南中」といいます。
美星から見えるカノープスは、南中したときでさえ水平線から 2.9 度の高さにしか上りません。
上空が晴れていても南方の低い空は曇っていたり、街灯りが明るかったりと、なかなか見ることはできませんが、
その分、やっと見つけたときの喜びは大きいものです。
南の空が遠くまで澄んでいる日には、ぜひカノープスを探してみてください。

 下の表は、美星天文台からみたカノープスの日曜日ごとの南中時刻です。 
南中頃が最も見やすいので、この前後の時間に探すのが良いでしょう。
南中時刻
2/8 (日) 21:15
2/15 (日) 20:47
2/22 (日) 20:20
3/ 1 (日) 19:52
3/8 (日) 19:25
お天気によりますが、南中前後、30分〜1時間くらいが狙いめです。
 他の曜日に見る場合も、南中時刻は1日過ぎると約4分早くなるので、計算して参考にしてみてください。