美星天文台101cm望遠鏡使用規定

−著作権編−
(改訂 1999.9.1)

 美星天文台で得られた写真・映像・画像を含むすべてのデータは、観測者(望遠鏡使用者)と美星天文台が教育・普及・広報・研究活動などに活用するために、観測者と美星天文台の両者が著作権を所有するものとします。これが、天文台利用の前提条件です。以下、観測者と美星天文台の双方を合わせて著作権者と呼ぶことにします。
 101cm望遠鏡を使用して得られたデータを公表する場合は、美星天文台で得られたデータであることを明記してください。また、公表するものと同じ質の物を美星天文台にもお送りください(写真の場合はキャビネ判以上の大きさ、論文等印刷物の場合は別刷またはコピー、ビデオ・デジタルデータの場合は同種の媒体にコピーしたものなど)。天文台で教育・普及・広報活動に有効に利用したいためです。天文台が利用する場合、観測者の名前を明示します。また、美星天文台年報に、活動の報告として掲載します。インターネットのウェブページで公表する場合は、掲載ページのURLをお知らせください。ただし、表示形式が定まっていて観測地・望遠鏡名が記入できない場合は、観測者本人の名前だけで構いません。
ウェブページなどのネットワーク上でデータを公表・公開する場合も、美星天文台で撮影したことがわかるようにしてください。例えば、FITS形式のデータを公開する場合はヘッダに観測地の情報を含めてください。JPEGなどの画像をウェブページで公開する場合は、同じページ内の適当な場所に観測地の表示を入れ、また画像に観測者、美星天文台、画像作成者の著作権があることをどこかに明記してください。具体的には美星天文台にお問い合わせください。
 ネットワークで公開されたデータをさらに第三者が利用する場合も、その人がどこかに公表する場合は前述と同様の条件が適用されるように記述してください。これらの条件が満たされれば、教育・普及・研究目的のデータの第三者による利用は、美星天文台の許可を必要としないものとします。
 印刷物等で、表記するスペースがあるにもかかわらず著作権者を明記することができない場合や著作権が著作権者(観測者と美星天文台)の手を離れてしまう場合などは、公表できません。例えば、天文雑誌の投稿天体写真コーナーで採用になった写真がその出版社の出版物に撮影者・撮影地の明示無しに転用されることが予想される場合には応募できないことになります。なお、雑誌等に掲載された場合の謝礼は観測者のみが受け取り、天文台に払う必要はありません。また、実際に転載の問い合わせがあった場合は、美星天文台としては、撮影者の承諾があり、かつ撮影地として美星天文台と明記される限りにおいては、原則として転載を承諾する方針です。
 商用目的でデータを利用する場合は、美星天文台の許可を必要とします。



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