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世界で唯一の飛行機搭載天文台だったが引退.91cm反射望遠鏡をC141輸送機に積み込んだものである.通称KAO. カイパー空中天文台は,最大で1万4000mの成層圏を飛ぶことができた.ここまで上昇すると,地球大気の影響は15%になり,特に赤外線観測の大敵である水蒸気は1%まで減少する.これを利して様々な観測を行ってきた.海王星の環もカイパー空中天文台で発見されている. カイパー空中天文台引退後は,赤外線観測のための252cm反射望遠鏡を積み込んだSOFIA(the Spectroscopic Observatory for Infra-Red Astronomy)が就航する予定である. 参考文献
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