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1970年に打ち上げられたX線天文衛星ウフルによって発見されたX線源を収めたカタログで,次々と改訂され,最終版は4Uと呼ばれている. 1970年12月にケニア沖の発射基地から打ち上げられたX線天文観測衛星は,スワヒリ語で「自由」を意味する「ウフル(Uhuru)」と命名された.ウフルは3年あまりに亙って全天を探査し,2−20keV領域で,カニ星雲の500分の1までの感度でX線源を発見した. カタログの編纂は4回にわたって改訂され,最終的なカタログ4Uは339個のX線源を含み,1978年に発表された.X線源の名前は4Uに続けて,1950年の赤経の分まで,赤緯の度までを記す.例えばカニ星雲は 4U 0531+21となる. 参考文献
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