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天体の距離を見かけの等級と絶対等級の差で表したもの.見かけの等級をm,絶対等級をM,パーセク(pc)で表した天体の距離をdとすると, m−M = 5 log10d−5 という関係がある.この m−M が距離指数である.ただし,上の式は,星間吸収(星間物質による光の吸収)が無い場合であり,厳密には,星間吸収を補正した真の距離指数 (m−M)0 を (m−M)0 = 5 log10d−5 実際観測される見かけの等級を用いた見かけの距離指数は,1パーセクあたりの星間吸収による減光量をγ等として, m−M = 5 log10d−5+γd と表せる. 参考文献
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