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日本各地には様々な七夕の祝い方がある. 新潟の夜七夕,東京の七夕馬などは知られている.川の中に棚を作ったり,岐阜のように餅つきや獅子舞をする地方もある.神奈川県大磯では,子供たちが大きな竹飾りをかついで町をねり歩き,最後に海にながす.東北〜中部の一部では,七夕人形を紙などで作り,柴船にのせて流す.九州では相撲をとる地方があるが,現在の相撲も,宮中の七夕祭の行事「七夕相撲」から出たものである.江戸の町では,たらいに水をくみ水にうつった牽牛織女をながめた.牽牛織女を祭った星の宮が各地に残っている. |