白凰,奈良時代に使用された儀鳳暦は唐の麟徳暦であるが,唐では729年より大衍暦が施行されていた.これを受けて,757年に大衍暦を学習するように令があり,763年から施行された.しかし,この時,唐では五紀暦が施行されていた.当時,日本では自力で改暦する能力はなかった.大衍暦は儀鳳暦に比べると,採用された天文学の数値も,考え方も進歩していた.
内田正男,1982「天文学史 日本の暦法」p214-215,恒星社 渡辺敏夫,1986「近世日本天文学史(上)」p11,恒星社