おひつじ座
おひつじ座のギリシャ神話

学名:Aries・略符:Ari・概略位置:赤経2時30分・赤緯:+20度・21時南中:12月14日・肉眼星数:66・星座面積:441平方度

うお座の東で2等星と3等星,4等星を直線でむすんだだけの小さな星座.しかし,昔はこの星座に春分点があったことから注目され,黄道十二星座の筆頭にあげられている.星占いでは歳差による春分点の移動を無視して今もおひつじ座を出発点にしている.

2等星α,ハマルはアラビア語で成長した一人前になった羊の頭の意味で,β星シェラタンはしるし(太陽の出発点)の意味があり,γ星はメサルティム(よく肥えた羊)と呼ばれ,1664年にイギリスのロバート・フックが望遠鏡で初めて見つけた二重星としても有名.