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1959年1月から1976年8月まで,24回成功(失敗11)した旧ソ連の月探査機シリーズ.ルナは“月”の意味.無人探査機で月の土を持ち帰った. 1959年1月打上げのルナ1は月面衝突を目標としたが,月からそれて史上初の人工惑星となった.10月のルナ3が史上初の月の裏側の写真撮影に成功.数回の失敗ののち,1966年2月にルナ9が嵐の大洋に軟着陸に成功した.4月にはルナ10が,史上初めて月周回軌道にのった.1970年9月には,ルナ16が月周回後に豊の海に軟着陸.月の土壌のサンプル採取.そのあと月面から打ちあがって地球軌道にのって地球に帰還,旧ソ連領土内に着陸した.史上初の無人月サンプル回収.1972年のルナ20も同様に月面の標本を地球に持ち帰った. 1973年の2月のルナ21では,月探査車ルノホート2号を月面で動かして無人の探査を行った.1976年のルナ24では危機の海に着陸して月面のサンプルを持ち帰った. 参考文献
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