スプートニク

1957年から1961年5月までまで10機打ち上げられた,旧ソ連の実験衛星計画.1957年に打ち上げられたスプートニク1号は史上初の人工衛星.スプートニクは“地球の衛星”の意味.

国際地球観測年の1957年10月4日,電離層観測衛星スプートニク1号は,セミオルカロケットで227×945kmの軌道に投入され,史上初の人工衛星となった.1957年11月に212×1660kmの軌道に打ち上げられたスプートニク2はライカ犬をのせており,史上初の生体の宇宙飛行となったが,犬は2,3日後に死亡した.スプートニク3以降は,実験の目的が不明.スプートニク7号(イスポリンともいう)だけは,人工衛星ではなく金星探査をねらった宇宙船だが金星への軌道にのらなかった.

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参考文献

Jane's「Spacecraft Directory」Interavia
宇宙開発事業団編「NASDAノート95」宇宙開発事業団