日本の宇宙開発事業団の気象衛星のシリーズ名．
最初のひまわり１は，ヒューズ社とNECの共同製作で，HS376バスを使用したもので，1977年7月14日，アメリカのデルタロケットで東経140度の静止軌道に打ち上げられた．分解能1.25kmの可視光カメラと分解能5kmの赤外線カメラを搭載し，消費電力は291W，高さは3.45mであった．1989年まで稼動していた．
次のひまわり２は1981年8月10日，三菱重工のN2ロケットで静止軌道にうちあげられた．1984年8月2日にN2ロケットで東経140度に打上げられたひまわり３は，1995年2月には東経120度に移動して運用され，1995年7月まで動いた長寿衛星．1989年9月打上げのひまわり４は，1995年7月から，ひまわり３の代わりに東経120度に移動して運用されている．1995年3月17日には，H2ロケットでひまわり５が東経140度に打ち上げらた．ひまわり１から５まで基本的に仕様は同じものである．
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