三日月など,新月前後の月の欠けて暗いはずの部分があわく光る現象.輪郭がはっきりとわかるほどの明るさで光る.
これは太陽の光が地球で反射して月を照らすために起こる.新月の頃,地球の太陽に照らされた部分はほぼ月の方を向いており,地球の反射能は月より大きくこの時地球は満月の約60倍の明るさで月を照らしている.
小平桂一 日江井栄二郎 堀源一郎 1987 天文の辞典 平凡社