方位は,江戸時代以前は,日常会話では東西南北を使わず,十二支で呼ばれた.北が子,北北東が丑,東北東が卯....というように,十二方位を表わす.天文学で使う子午線は,子(北)と午(南)の方向を結ぶ線という意味である.