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G.O.エィベルはパロマー天図から2712個の銀河団を見つけてカタログとした.のちにH.G.コーウインらによって南天に拡張され,あわせて4076個の銀河団のカタログとなった. 1958年エィベルは赤緯−27度より北の天域で,パロマー天図を精査して銀河団のカタログを作った.彼の没後コーウィンとオロウィンはオーストラリアにおかれた英科学技術研究会議のシュミット望遠鏡の写真乾板から銀河団を探索して,エィベルのカタログのデータを改訂したものと共に出版した.新カタログは,北天(ACO 1−2712),南天(ACO 2713−4076),補遺(ACOS 1−1174)の3部からなる.補遺は南天で発見されたが,本カタログの基準(メンバー銀河の数,距離など)から外れている銀河団を含んでいる. 参考文献
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