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X線源のデータを集めたもの. 電波源のカタログと同様に,X線源もまた観測される波長領域(=エネルギー領域,数−数百keV))が広いので,カタログについてどの波長で観測したかを確認しておくことが重要である.またX線源には著しい強度変化を示すものがあるので,これにも注意が必要である. X線天文学の初期にあっては,X線源の名前は星座を基準としてSco X-1, Cyg X-2のように命名された.次第に赤経・赤緯(ときには銀経・銀緯)の組み合わせで命名されるようになった.初期のころはX線源の数も少なかったし,位置の決定精度も低かったので,桁数が少ないものがあった. 参考文献
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