初めて地球の大きさを測ったエラトステネス

エラトステネス(B.C.275-194)はほぼ同一子午線上にある,アレキサンドリアとシエネ(現在のアスワン)の夏至の時の南中時の太陽高度を測定,同時に両地点の距離を正確に測り,地球の周囲の大きさを出した.それによると,地球の周囲は45000キロメートルで,誤差は現在の値に比べて10%余りであった.

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参考文献

ダンネマン,1977,大自然科学史1,P60-63,三省堂
桜井邦朋,1990,天文学史,P33-38,朝倉書店