しし座の神話

勇士ヘラクレスがアルゴス王エウリュステウスに命ぜられた十二功業の第1番目になしとげた“ネメアのライオン退治”に登場するのがこのライオンだ.ギリシャのネメアの森には不死身の力をもったライオンが住んでおり,日夜辺りを荒しまわっていました.ライオン退治を命ぜられたヘラクレスは,弓矢と棍棒でライオンに立ち向かい射るが全く通じないため洞穴にライオンを追込み,怪力でライオンの首を締め付け退治する.ヘラクレスは終生このライオンの皮を肩にかけていたといわれ,後にライオンは天に上げられ星になったと伝えられている.