きりん座

学名:Camelopardalis・略符:Cam・概略位置:赤経5時40分・赤緯:+70度・21時南中:2月6日・肉眼星数:94・星座面積:757平方度

ぎょしゃ座,ペルセウス座と北極星に挟まれた広い面積を持つ星座だが,輝星がなく星座の星は全て4等星以下であり固有名もない.

“きりん”を星座として描かれたのは比較的新しく,17世紀に入ってからのことだ.もともとは聖書に登場するらくだを想定したといわれるのだが,星座絵ではアフリカの草原などで見かけるあの首の長いきりんを描いている.きりんのラテン名CamelopardalisとらくだのCamelusはよく似ているが,これが間違いの元と考えられる.