流星痕

流星が流れた直後に,その経路に残る残光のことをいう.特に高速の流星に多く見られる.

1秒間以内のものを短痕(たんこん),それ以上見え続けるものを永続痕(えいぞくこん)という.永続痕の中には数分間も見え続け,風にふき流されるのが見えるものもある.永続痕は,大気の原子が再結合するといった化学反応で光ると考えられている.