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天球上の天体の位置を,銀河赤道と銀河中心を基準にとって表す球面座標系. 銀河赤道は天球上で電波強度最大の天球上の大円にとる.これは天の川の中心線にほぼ一致している.さらに,銀河中心は,我々の銀河系の中心核とみなされている,いて座の電波源「いて座A」にとる.赤道座標系(2000.0)で,銀河中心は赤経17時45.6分,赤緯-28゜56',銀河北極は赤経12時51.4分,赤緯+27゜08'である.そして赤道座標系と同様に経度,緯度を定義し,それぞれ銀経,銀緯と呼ぶ.単位は角度で,それぞれ0゜〜360゜,+90゜〜-90゜の範囲である.銀河中心は銀経0゜,銀緯0゜. 通常,銀経をl,銀緯をbと表記する. 参考文献
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