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1668年,イギリスのニュートンは屈折望遠鏡の欠点であった色収差を除くために,当時多くの人により説かれていた反射望遠鏡を製作した.球面凹面鏡で作られる像を斜めに取り付けられた平面鏡で横に導き,側壁に取り付けられたレンズで覗くようになっている.1668年に製作された望遠鏡はわずが12cm程度の長さしかなかったが,1671年に2号機を製作し,ロイアル・ソサエティに贈った.これは現在でも協会に保存されている.反射望遠鏡はその後,宇宙の探査に絶大なる力を発揮した.この形式の望遠鏡は現在でもアマチュアの小口径の望遠鏡には今なお広く用いられている. 参考文献
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