古代エジプト暦(シリウス暦) B.C.2900?〜A.D.1ごろまで
世界のこよみ

・年初:夏至(シリウスが太陽と共に昇る) ・暦法:太陽暦

エジプトも当初は太陰太陽暦を使っていたが,早くにシリウス暦に移行した.1年=約365日,30日の月が12ケ月+5日.太陽暦

天の赤道を36のデカン(星座)にわけ,その中を動く太陽をみて,1年を定めた.「シリウスが太陽とともに昇るのをみて,ナイル川の氾濫の時期だと知った」という有名なシリウス暦は,シリウスが1つのデカンであるので,デカン暦ともいえる.オリオンとシリウス以外のデカンは,まったく同定されていない.
プトレマイオス朝になると,ギリシャ・バビロニア系列の暦が,ローマ帝国によって一気に導入された.実際は民衆は太陰暦をよく使っていたらしい.

名前日数
1トト30
2ファオティ30
3ハテュル30
4コイアク30
5テュビ30
6メケイル30
7ファメノト30
8ファルムティ30
9パコン30
10パウニ30
11エペイフ30
12メソレ30
付加日エパゴイネ5(仕事をしない日)

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