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ドイツ天文協会(Astronomische Gesellschaft)の提唱によって始められた国際共同観測によって作られた恒星の位置カタログ.AGK,AGK2,AGK3と更新されている. 第1版のAGKはアルゲランダーの提唱で,16ヶ所の子午環が参加して全天の9等星よりも明るい14万4千星を観測した.北天は1910年までに,南天は1924年までに完成した.第2版のAGK2は,4ヶ所の天文台が参加した写真観測によって,赤緯−2度以北の北天だけで,18万星を含んでいる.第3版のAGK3は,ハンブルク天文台での写真観測によって,赤緯−2.5度以北の北天だけで,183,145星を含んでいる.位置は子午環観測によってFK4に結びつけられた標準星(AGK3R)を用いて較正され,1950.0分点で記載されている.固有運動はAGK2との比較によって求められた. 参考文献
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