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ハーヴァード大学天文台のH.シャプレーとエィムズは,全天の均質な写真観測から,13等よりも明るい銀河1249個のカタログを作成した. シャプレーらは,銀河研究の基礎的データを提供するために全天で13等よりも明るい銀河を網羅して,明るさ,大きさ,型などの均質なデータを収集した.これは1932年のことで,この先駆的な業績は以後約30年にわたって,ド・ヴォークルールらの輝銀河参照カタログが出るまで,標準的データとしての命脈を保った. 1981年A.サンデージとG.A.タマンは,シャプレー・エィムズ・カタログに収められた銀河に対して,新しい観測データを取り入れたり,視線速度などデータの種類を増やすなどの改良を加えた改訂版を出版した. 参考文献
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