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ハッブル(E.P.Hubble)が1926年に提唱した銀河の形態による分類.銀河を楕円銀河,渦巻銀河,棒渦巻銀河に分類し並べた.この図はその形からハッブルの音叉図(Hubble's tuning fork diagram)と呼ばれている. 図は,1936年に出版された「Realm of the Nebulae」による改訂版であり,ここでは楕円と(棒)渦巻の中間的な型としてS0型すなわちレンズ状が仮説的に導入されている. 当初,銀河はこの音叉図の左から右,すなわち楕円から渦巻あるいは棒渦巻へと進化すると考えられたため,図の左側の銀河を早期型(early-type)右側の銀河を晩期型(late-type)とも呼んだ.この解釈は現在では正しくないことが判っているが,相変わらず早期型あるいは晩期型という用語は使われている. |