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学名:Corvus・略符:Crv・概略位置:赤経12時20分・赤緯:−18度・21時南中:5月12日・肉眼星数:24・星座面積:184平方度 北斗七星からうしかい座のアルクトゥルス,おとめ座のスピカへつづる春の大曲線をもう少し延ばすと小さな四辺形にたどり着く.これが,からす座である.3等星4個でつくる台形のような形はよく目だっている.星座絵ではうみへび座の尻尾近くにとまっている格好だが,そのはるか南の地平線の下には有名な南十字星が輝いている. からす座の四辺形は西洋の帆船に用いられる縦帆,スパンカーという見方があり,日本でも帆かけ星の見方がある.α星アルキバはテントの意味があり,砂漠に張ったテント形に見ている.β星はクラス(意味不明),γ星はギエナ(羽根),δ星はアルゴラブ(からす)と呼ばれている. |