■ 人名辞典【は】 | ページ 1 - 2 - 3 - 4 |
□ ハルム Halm, Jacob Karl Ernst (1866−1944)
ドイツ系の天文学者.多数の恒星の視線速度を測定し,その結果からB型星の系統的運動を発見. |
□ ハルトマン Hartmann, Johannes Franz (1865−1936)
ドイツの天文学者.北ドイツ生まれ.1904年オリオン座のドップラー効果の研究中にそのスペクトルにカルシウムの静止線を発見し,星間物質の存在を初めて説明した. 参考文献
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□ ハルトヴィヒ Hartwig, Ernst (1851−1923)
ドイツの天文学者.恒星,惑星の測定と変光星観測.1885年,銀河系外超新星アンドロメダ座Sを独立発見し,長周期およびふたご座U型変光星多数を観測した. |
□ ハールディング Harding, Carl Ludwig (1765−1834)
ドイツの天文学者.ラウエンブルク生まれ.1804年小惑星第3番を発見しジュノー・ゲオルギアと命名(現在はジュノー). |
□ パレナゴ Parenago, Pavel Petrovich (1906−1960)
ロシアの天文学者.変光星の光度測定.ロシアの恒星天文学の指導者として君臨.1951年,レーニン賞を受賞. |
□ ハレー Halley,Edmond(Edmund) (1656‐1742)
ロンドンの近くのハガートンに生まれた.セントポール学校,オックスフォード大学で学ぶ.1678年,王立協会会員に選ばれる.1696年,チェスター造幣局の副監督官となり,2年後,英国海軍の戦艦の艦長となる.1702年と1703年に外交使節として数回ウィーンへ行く.1703年,オックスフォードの幾何学教授に任命される.その後すぐに彗星の研究を始める.1720年,王室天文官となり,死ぬまでその職にあたる.フラムスティードの北天星表に対応する南天星表用の恒星300個の位置を精測.1531,1607,1682年に出現した彗星の軌道計算の結果周期約75年を得,1758年の出現を予報した.(ハレー彗星)金星の太陽面通過による太陽視差の決定法,恒星の固有運動の確認(1718),オーロラと地磁気の関係の発見,流星起源の考察,変光星,星雲などの先駆的観測,月の永年加速度の発見. |
□ ハンベリー・ブラウン Hambury Brown,Robert (1916‐ )
インドのアルバンカドゥに生まれた.ブライトン工芸大学で学び,ロンドン大学の学外単位を取得.博士課程の研究をシティ・アンド・ギルド・カレッジで続ける.1936年,レーダー研究チームに入る.1949年,チェシャーのジョドレル・バンク天文台の職員となる.1960年,英国学士院のフェローとなり,マンチェスターのヴィクトリア大学の電波天文学教授となる.のち,パークスに電波天文台をもつシドニー大学の天文学部長となる.強度干渉計による恒星視直径の測定. |
□ パーンネクーク Pannekoek, Antonie (1873−1960)
オランダの天文学者.星団や暗黒星雲に注目してアソシエーションと呼ばれる特別なスペクトルを持つ初期星の集団を発見.1928年には,太陽スペクトルの最初の定量的分析を発表.1951年,「天文学史」を発表. |
□ ハンセン Hansen, Peter Andreas (1795−1874)
ドイツの天文学者.シュレスヴィヒのトンダーン生まれ.1850年,彗星の振動についての研究を発表し,ベルリン,パリの科学アカデミーより受賞.ヘリオメータの理論と使用法を開発.赤道儀,経緯儀等の改良に貢献. 参考文献
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□ ハーンスティン Hansteen, Christopher (1784−1873)
ノルウェイの天文学者.クリスティアニア(現オスロ)生まれ.1828−30年,信頼すべき磁気図を発表. |
□ ハンスキー Hansky, Aleky (1870−1908)
ロシアの天文学者.オデッサ生まれ.日食観測から,太陽活動とコロナの形状や明るさと関係があることを発見. |
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