1718年,グリニッジ天文台のハレーはアルデバラン,アークトゥルス,シリウスの3つの星の位置をAD127年-151年に観測されたトレミー(プトレマイオス)の星表と比較して33',44',37'ずれていることを発見した.これが恒星が移動していることを初めて発見した画期的なでき事であった.
さらにドイツのマイヤーは50年前のレーマーの観測と自分の観測を比較し,56個の恒星の位置が移動していることを確かめた.
吉田正太郎「宇宙の広さは測れるか」地人書館,1985