■ 人名辞典【ふ】 ページ  - - - -

フォーゲル Vogel, Eduard Carl (1829−1856)

ドイツの天文学者.彗星,小惑星の計算者.ヘルマン・フォーゲルの兄

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


フォーゲル Vogel,Hermann Carl (1841‐1907)

ライプツィッヒに生まれた.ライプツィッヒ・グラマースクールで学び,ドレスデンの工科大学で勉強を続け,1863年,ライプツィッヒに戻る.1870年,ボートカンプの天文台台長となる.デンマーク王立科学アカデミー賞受賞.1882年,ポツダム天文台初代台長に任命され,死ぬまでこの職にあたる.ドイツの天体分光学者.1876年,減光過程にあるはくちょう座新星のスペクトル変化を初めて検出.1889年,連星系の大きさ,質量,成分星の直径,成分星間の実距離を初めて決定.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


フォンターナ Fontana, Francesco (1585−1656)

イタリアのアマチュア天文家.金星面を観測し,その自転時間を23時間20分と発表.火星のスケッチ,ガリレイより詳しい月面図も発表.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


フォザリンガム Fotheringham, Johan Knight (1874−1936)

英国の歴史学者・天文学的年代学者.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


フェーレンベルク Vehrenberg, Hans (1910− )

ドイツの弁護士でアマチュア天文写真家.旧西ドイツのヴェストファーレン生まれ.シュミット・カメラにより,13等星まで含む全天写真星図(フェーレンベルグ星図)を完成させる.

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参考文献

アボット編「世界科学者事典」原書房,他


ブヴァール Bouvard, Alexis (1767−1843)

フランスの天文学者.8つの彗星を発見し軌道の計算を行う.1821年,「木星,土星,天王星の天文表」を著わす.この表と天王星の位置のずれから超天王星天体の存在を予想し,その位置推算をこころみるが結実せず,死後3年たってアダムズルヴェリエがそれを成し遂げた.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


フーコー Foucault, Jeen Besnard Leon (1819−1868)

フランスの実験物理学者.1851年以降,「フーコー振子」の実験によって地球の自転を証明.「ナイフ・エッジ検査法」の発明.ジャイロスコープの発明.渦電流(フーコー電流の発見).回転鏡による高速度の測定.等.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


ブゲール Bouguer, Pierre (1698−1758)

フランスの測地学者,物理学者.1748年,ヘリオメーターを発明.1729年「光の段階について光学論考」で,肉眼での比較法と光量が媒質を通過する距離に指数関数的に依存することを明らかにした.光量測定の父と呼ばれた.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


フーク Hoek, Martinus (1834−1873)

オランダの天文学者.1865年から1868年にかけて同一軌道をめぐる彗星群の存在を明らかにしたことで,39個の彗星が6群に属していることを証明.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


プトレマイオス Ptolemaios,Klaudios (2世紀頃)

プトレマイオスの生涯については,ほとんど知られていない.天文学史上,最大の影響力をもった書物「アルマゲスト」の著者.アポロニウスやヒッパルコスの仕事を受け継いで,導円,周転円,離心円を使った天体運動論を体系づける,地図の投影法を考案する.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


プティ Petit, Pierre (1594(8)−1677)

フランスの物理学者,天文学者.細線マイクロメーターの発明者.磁気伏角の研究と彗星の研究で高い評価を受けた.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


ブッシュ Busch, August Ludwig (1804−1855)

ドイツの天文学者.天体写真の先駆者.1851年,日食時の太陽のダゲレオタイプ写真に成功.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


フック Hook, Robert (1635−1703)

英国の物理学者.弾性体が外力により変形するときに変形量は外力の大きさに比例する(フックの法則)を発見.観測・測定器具の改良.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


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