■ 人名辞典【ふ】 ページ  - - - -

ファウラー Fowler,William Alfred (1911‐  )

ペンシルヴァニアのピッツバーグに生まれた.1933年,オハイオ州立大学で物理学の学位を取得.カリフォルニア工科大学でPh.Dを取得.それ以来,カリフォルニア大学に在籍.助教授から教授へと昇進.1970年に物理学の指導教授となる.恒星内部構造論,恒星進化,核反応論などの研究成果で知られる.

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ファウト Fauth, Philips Johann heinrich (1867−1943)

ドイツのバイエルンで活躍したアマチュア天文学者.38p望遠鏡で月面観測に業績を上げ,優れた月面図(1912)と月や惑星に関する著書がある.

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ファイエ Faye, Harve (1814−1902)

フランスの天文学者・測地学者.

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プア Poor, Charles Lane (1866−1951)

アメリカの天文学者.水星の運動の研究.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


ファン・デ・カンブ Van de Kanp (1901− )

オランダ系のアメリカの天文学者.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


ファルガーニー alFarghani, Abu al−’Abbas Ahmad ibn Muhammad ibn Kathir (9世紀)

中央アジア出身のアラビアの天文学者.主著「天文学総論」でプトレマイオス天文学の紹介に大きく貢献した.

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ファブリツィウス Fabricius, Johannes (1587−1615)

ドイツの天文学者.太陽黒点を発見.太陽の自転も発見.太陽黒点に関する最初の研究文献「太陽面上に観測された斑点とその太陽に伴う回転について」

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ファブリツィウス Fabricius, David (1564−1617)

ドイツの神学者・天文学者.ドイツのオストフリースラント生まれ.1596年,くじら座に見なれない星を見る.脈動変光星ミラの発見である.

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ファブリ Fabri, Honore (1862−1939)

フランスの天文学者.彗星の研究と小惑星の観測とその同定法,軌道要素の改良.地震学に関する研究.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


ファブリ Fabry, Charles (1867−1945)

フランスの物理学者.マルセーユ生まれ.1896年,ペローと共に干渉計を発明.光のドップラー効果を実験的に証明.上層大気中における紫外線の吸収はオゾンによるものであることを発見.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


アル=ファザーリー al=Fazari, Muhanmmad ibn Ibrahim (8世紀後半)

アラビアの天文学者.インド天文学の成果をアラビアに翻訳した.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


フィールド Field,George Brooks (1929‐  )

ロードアイランドのプロヴィデンスに生まれた.1951年,マサチューセッツ工科大学卒業.4年後,プリンストン大学でPh.Dを取得.1957年,プリンストン大学で天文学講師となり,のちに助教授に昇進.1965年,カリフォルニア大学バークリー校の教授となり,1970〜71年,学部長,1972年よりハーヴァード大学の天文学教授,1973年よりハーヴァード・カレッジ天文台の天体物理学センター所長,スミソニアン天文台台長をつとめている.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


フィリップス Phillips, Theodore Evelyn Reece (1868−1942)

イギリスのアマチュア天文家.25年間雨量の記録を続け,その周期分析を行う.惑星,特に木星の体系的観測をし,木星の緯度による自転周期の表を現わす.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


フィゾー Fizeau, Arnmand Hippolyte Louis (1819−1896)

フランスの物理学者.光速度の研究者.パリ生まれ.1849年,歯車装置を用いて光速度を測定する方法を考案し,1851年に,運動媒質中の光速度の測定に成功.ドップラー効果から星の運動速度を測定できることを示唆.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社


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