■ 人名辞典【ひ】 | ページ 1 - 2 |
□ ヒッパルコス Hipparchos (前146頃‐B.C.25頃)
ビチュニアのニカイアに生まれた.天文学的観測をビチュニア,ロードス島,アレクサンドリアで行った.地球軌道が正円形でないこと,月の運動の不規則性などを発見.恒星850余りを含む星表と星図を作成.月食の視差の観測から経度の測定法を提唱. |
□ アル=ビトルージー al−Bitruji al−Ishbilim Abu Ishaq (1190年頃)
スペインで活躍したアラビアの天文学者.プトレマイオスの宇宙体系を批判し,アリストテレス自然学の伝統に基づく独自の体系を考案した. |
□ ヒューイッシュ Hewish,Anthony (1924‐ )
イギリスの天文学者.コーンウォールのフォウイに生まれた.ノーベル物理学賞受賞.1948年,ケンブリッジのゴンヴィル・アンド・キース・カレッジ卒業.マルヴァーンの電気通信研究所に就職.1960年,ムラード天文台で電波シンチレーションの研究開始.結果,弟子のベルの1967年にパルサー(M1かに星雲パルサー)発見につながる.後にさらに3つのパルサーを発見.1969年,ケンブリッジ大学の講師,1972年,電波天文学の教授となる.1974年ライルとともに,電波天文学の先駆的研究により,ノーベル物理学賞受賞. 参考文献
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□ ビュルグ ![]()
オーストラリアの天文学者.月の180年周期の運動を見いだす.これは1813−20年の間,英国航海暦の基礎として用いられる.1806年パリ・アカデミーから「新月推算表」で賞を獲得. |
□ ビュルギ ![]()
ドイツの数学者・天文学者. 参考文献
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□ ピタゴラス Pythagoras (BC560頃−480)
古代ギリシャの哲学者.サモス島生まれ.バビロニアやエジプトで数学や天文学を学び,ギリシャ世界での発展に大きく貢献した. |
□ ピュイゾー Puiseux, Victor (1820−1883)
フランスの数学者・天体力学者. |
□ ビールーニー al−Biruni, Abu Rayhan Muammad Ibn Ahmad (973−1050頃)
イスラーム世界で最大の学者の一人.150編におよび著書があり,天文学ではカーヌーンという天文学の集大成した本がある. |
□ ヒル Hill, George William (1838−1914)
アメリカの数理天文学者.ニューヨーク生まれ.1887年太陰運動論に関して英国王立天文学会の金メダル受賞. |
□ ピングレー ![]()
フランスの天文学者. 参考文献
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□ ヒンクス Hinks, A. R.
英国の天文学者. |
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