冥王星 Pluto

太陽系の海王星の外側をまわる天体の中で、最大級の天体。1930年の2月18日にアメリカのトンボーが発見した.長い間、太陽系の惑星のなかで太陽から9番目の軌道を回る第9惑星とされてきたが、2006年8月の国際天文学連合の総会において、惑星の定義が定められ、冥王星は惑星には分類されず、準惑星に新たに分類されることになった。

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ハッブル宇宙望遠鏡の撮影画像から
コンピュータにより再現したもの

公転周期247.796年
自転周期6.387日
昼夜の長さ6.387日
会合周期366.7日
軌道平均速度4.68km/s
太陽からの最小距離44.422×108
太陽からの最大距離73.881×108km
軌道長半径39.5402天文単位
約59億1510万km
離心率0.2490
軌道傾斜角17.145度
近日点黄経注) 224.142度
昇交点黄経注)110.318度
太陽より受ける輻射量地球の0.0006倍
反射能0.54?
極大光度13.6等
地球から平均の最近距離での視半径0.04"
赤道半径1137km
扁率0 ?
赤道における重力地球の0.07倍
体積地球の0.006倍
衛星数1
質量地球の0.0023倍
密度2.21g/cm3
赤道傾斜角120.0
脱出速度 1.26km/s

注)昇交点黄経・近日点黄経は,1997年央の値をJ2000年分点に準拠して表したもの

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参考文献

使用した数値は一部を除いて国立天文台編「理科年表」平成9年版(丸善)による.