■ 人名辞典【も】 ページ 

モーペルテューイ Maupertuis, Pierre Louis Moreau de (1698-1759)

フランスの数学者.「最小作用の原理」で有名.

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モーガン Morgan, Herbert Rollo (1875-1957)

モルガンとも呼ばれる.アメリカの天文学者.太陽,月,惑星,主な恒星の子午線観測を遂行する.「5,268の規準星カタログ」1952年出版.恒星をスペクトルから5つの階級にわけるモーガン・キーナン分類を行う.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


モラン Morin, Jean-Baptiste (1583-1656)

フランスの天文学者.ガリレイデカルトを攻撃し地球静止説を支持.科学界において孤立し,低い評価を受ける.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


モーリ Maury,Antonia Caetana de Paiva Pereira (1866-1952)

アメリカの女流天文学者.ヴァッサー大学で教育を受け,1887年卒業.卒業前にハーヴァード・カレッジ天文台の助手となる.天文学の講義,家庭教師,教職などをする.42歳のとき,研究のためにハーヴァードに戻る.1935年,引退.リゲルが分光連星であることを見つけ,その周期を決定する.また,c型星(超巨星)をスペクトル分類によって分離した.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


モーリー Morley, Edward Williams (1838-1923)

モーレーとも呼ばれる.アメリカの化学者,物理学者.水を構成する水素と酸素の重量比の精密測定.マイケルソンと共同して,干渉計を用いたエーテル運動検出の実験.特に1887年の共同論文は名高い.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


モールトン Moulton, Forest Ray (1872-1952)

アメリカの天文学者,数学者.トマス・チェンバレンと協力して,地球の起源の研究をする.太陽から噴き出した星雲状物質が急速に冷えて固化し,微惑星になるとするモールトン・チェンバレン説で有名.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


モリノー Molyneux, William (1656-1698)

アイルランドの天文学者.「新屈折光学」を書き,補章にレンズの焦点を見つけるハレーの定理をつける.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


モンタナリ Montanari, Geminiano (1633-1687)

イタリアの天文学者.変光星,特にアルゴルの観測は,天体物理学の先駆的研究.

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中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


モーンダー Maunder, Edward Walter (1851-1928)

マウンダーとも呼ばれる.イギリスの天文学者.太陽黒点の緯度と出現周期との関係(モーンダー蝶型図),地磁気との関係,太陽の自転軸等に関するもの.

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参考文献

中山茂編「天文学人名辞典」恒星社
アボット編「世界科学者事典」原書房,他


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