表の小惑星の記事
1.セレス(Ceres)
1801年1月1日,ピアッツイによって,最初に発見された最大の小惑星.セレスは小惑星全体の全質量の3分の1の2.3×1021kgと見積もられている.
2.パラス(Pallas)
1802年,オルベールによって発見された2番目に大きな小惑星.
3.ジュノー(Juno)
1804年,ハーディングによって3番目に発見された小惑星.
4.ベスタ(Vesta)
3番目に大きな小惑星.1995年のハッブル宇宙望遠鏡による観測から,ベスタはカンラン石成分のマントルで覆われていると考えられている.
140.シーワ(Siwa)
P/Wirtanen 彗星に向かうロゼッタ探査機が2008年に接近予定.
243.アイダ(Ida)
1993年8月28日にガリレオ探査機が撮像し,後にDactylと名づけられた,アイダを回る小さな衛星が見つかった.
253.マチルダ(Mathilde)
エロスへ向かうNEAR探査機が1997年6月27日に接近.
433.エロス(Eros)
地球近傍小惑星を研究する計画であるNEAR探査機が,1999年2月に接近して,2000年2月には周回軌道にのる予定.
951.ガスプラ(Gaspra)
1991年10月29日,ガリレオ探査機によって撮像された.
1566.イカルス(Icarus)
発見されている小惑星の中で離心率が最も高く,地球軌道を横切り,水星軌道より太陽に接近するアポロ型の特異小惑星.
1620.ジオグラフォス(Geographos)
コンピュータ・システムの不調などで途中で計画中止になったクレメンタイン探査機の探査候補だった.
1862.アポロ(Apollo)
地球軌道を横切る特異小惑星.アポロ群の名前の由来となった.
2060.カイロン(Chiron)
土星と天王星の間に軌道を持ち,小惑星のような点像の時もあれば,彗星のようにコマを持つこともある特異な天体.1996年2月14日に近日点を通過し,カイロン近日点観測キャンペーンが行われた.
2530.シプカ?(Shipka)
P/Wirtanen彗星に向かうロゼッタ探査機が,2008年10月に接近を予定している.
2703.ローダリ?(Rodari)
P/Wirtanen彗星に向かうロゼッタ探査機が,2008年5月に接近を予定している.
3352.マクアゥルフィ?(McAuliffe)
火星軌道を横切るアモール型小惑星.1999年にNew Millenium Deep Space 1 探査機の接近が予定されている.
3840.マイミストローベル?(Mimistrobell)
P/Wirtanen彗星に向かうロゼッタ探査機が,2006年9月に接近を予定している.
4179.トータチス(Toutatis)
アレシボとゴールドストーン天文台のレーダー観測から,直径2.5kmと1.5km程度の2つの小惑星が,おそらく衝突合体していると言われている小惑星.2004年9月に約150万kmまで地球に接近する.
4660.ネレウス(Nereus)
地球近傍小惑星.日本の宇宙科学研究所のMuses-C 探査機がサンプル・リターン(表面物質の標本回収)を狙っている.
4769.キャスタリア?(Castalia)
アレシボのレーダー観測で,2つの房が付いたような形状が明らかになった地球近傍小惑星.各々の房は直径約75kmである.
4979.オオタワラ(Otawara)
P/Wirtanen彗星に向かうロゼッタ探査機が,2006年7月に接近を予定している.
1992 KD
地球近傍小惑星.1999年7月にNew Millenium Deep Space 1探査機が接近する.
※大きい方から3番目までの小惑星の質量は,アメリカ海軍天文台の1998年1月7日の記者発表による.
出典
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