公募観測報告(例):銀河・星雲の撮影会
観測者氏名 | 天文台職員 |
共同観測者 | |
観測日 | 2019/10/30 |
観測装置 | カセグレン W焦点 + STL-1001E |
観測テーマ | 銀河・星雲の撮影会 |
観測天体 | NGC 2403, M51 |
解析ソフト | Stella Image 7, PhotoShop CS |
観測報告
NGC2403 撮像観測

23時から観測開始. B, V, R-バンドフィルターでそれぞれ60秒露出を10枚ずつ撮影.L画像用に Clear filterで 120秒露出を20枚撮影。スケアリングのずれと見られる片ボケなどが見られる。
LBN 487 撮像観測

別名アイリス星雲とも呼ばれる。25時から撮影開始。 中心星がサチュレーションしないように、B-バンドフィルターで30秒露出を120枚, V, R-バンドフィルターでそれぞれ60秒露出を30枚ずつ撮影。 観測途中で薄雲がかかり、V-bandの撮影を一時中断した。画像処理の過程では、これら雲画像を注意深く取り除き、全体のS/N向上に努めた。
感想
途中雲の通る天候であったが、概ね予定していた観測を実施できた。フラットフレームの補正方法に課題があるので、次回観測時はより高精度のフラットフレームの取得を試みたい。