2021年度第一期公募観測募集(4月~8月)

美星天文台101cm望遠鏡2021年度第一期の公募観測を募集いたします。応募締め切りは3月5日(金曜)です。下記の募集要項に従いご応募ください。 一週末(金土日)につき、一グループのみの割り当てとなります。また、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、各種利用制限が実施されております。どうぞ募集要項をよくお読みのうえ、ご応募ください。

木星と土星の接近を撮影しました。

2020年12月21日(月) 17:10頃、接近する土星と木星の姿の撮影に成功しました。101cm望遠鏡に取り付けられたデジタルカメラで撮影しています。この後、土星と木星は、101cm望遠鏡では向けることができないほどの低空に移動していきました(17:48速報掲載)。

いばら天文講座(2020年度)

2020年度のいばら天文講座を下記のとおり開催いたします。

第三回「夜空に輝く星のスペクトル」

日時2月14日(日) 14:00~15:30
場所アクティブライフ井原
講師前野 将太(美星天文台技師)
受講料無料
申込方法美星天文台へ電話(0866-87-4222)にて申し込み(締切 2月13日)

スペクトルは光を色ごとの強さに分けたものです。同じように見える星もスペクトルは全く異なることもあります。その仕組みや星の多様性などについて分かりやすく解説します。

第二回「イオンエンジンが切り開く宇宙探査~「はやぶさ2」とその先~」

日時1月30日(土) 14:00~15:30
場所井原市市民会館 鏡獅子の間
講師西山 和孝 氏(宇宙科学研究所 准教授)
受講料無料
申込方法美星天文台へ電話(0866-87-4222)にて申し込み(締切 1月30日)
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止となりました。

イオンエンジンは燃料消費が極めて少ない高効率の宇宙用電気ロケットです。推進力はたった数gにすぎませんが、年単位の長時間をかけて惑星間航行を可能にします。「はやぶさ」「はやぶさ2」では日本独自のイオンエンジンが採用され、小惑星サンプルリターンという探査分野で世界をリードしています。イオンエンジンのこれまでの実績と深宇宙探査技術実証機DESTINY+などの今後の計画についてお話します。

第一回「2020年ノーベル物理学賞・ブラックホールの形成について」

日時12月6日(日)14:00~15:30
場所アクティブライフ井原4階視聴覚ホール
定員30名 (先着順)
講師伊藤 亮介(美星天文台技師)
受講料無料
申込方法美星天文台へ電話(0866-87-4222)にて申し込み(締切 12月5日)

2020年のノーベル物理学賞でも話題となったブラックホールと、その観測について、分かりやすい言葉で解説します。

2020年の火星最接近

去る10月6日は、火星が最接近しました。火星と地球は約2年2か月おきに接近しますが、2020年の接近では約6200万km程まで近づき、望遠鏡ではその表面の模様がわかるほどとなりました。下の写真は最接近の10月6日夜22時頃に、美星天文台101cm望遠鏡で撮影された火星の画像です。黒っぽい模様や、右上に「極冠」と呼ばれる水と二酸化炭素からなる氷が確認できます。

2020年最接近の頃に美星天文台101cm望遠鏡で撮影された火星(credit 美星天文台)

火星はしだいに地球から遠くなっていきますが、11月末までであれば、望遠鏡を使えば十分にその模様がわかる程度の大きさで見えます。肉眼でも、秋の空の中でひときわ明るく輝いて見えますので、ぜひ探してみてください。空の中での探し方は国立天文台のページなどもご参照ください。

2020年第二期公募観測募集(9月~12月)

美星天文台101cm望遠鏡2020年第二期の公募観測を募集いたします。応募締め切りは8月7日(金曜)です。下記の募集要項に従いご応募ください。 今期から、一週末(金土日)につき、一グループのみの割り当てとなります。伴いまして、観測希望日程の記入方法が一部変更となっております。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、各種利用制限が実施されております。どうぞ募集要項をよくお読みのうえ、ご応募ください。

夏の星座うちわの使い方

星座うちわについて

空全体に見える星をうちわに投影しています。本来なら円形になるところをうちわの形に合わせていますから、実際の空とは少しゆがみが生じます。また、全体をひと目で見渡すことができないので、見る方向に合わせてうちわを回しながら、下の方だけを使うというのが正しい見方です。くわしくは以下で少しずつ説明していきます。
 よく晴れた日に、できるだけ街灯の少ない安全な場所へ出て、時間をかけて確かめていきましょう。「★」を一つクリアしたら次へ進むようにしてみてください。 初めて星座を探す小学生を対象としていますが、小学生だけで屋外に出るのは危険です。道路などへ出なくても、暗がりで空を見上げて歩くだけで転倒などの危険があります。必ず大人がついて、目を離さないようにしてください。

★星座早見盤との違い

どんな日時でも使えるのが星座早見盤です。このうちわは2020年の夏休み期間限定となっていますので、秋や冬には使えません。 目安として「8月上旬午後8時」を基準にしていますが、時間が経つと星の位置が少しずつ移動します。同時に日にちが変わっても星の位置は移動します。 その日のうちの2時間分の移動と、同じ時刻の1か月分の移動がほぼ同じなので、「8月上旬午後8時」と「7月上旬午後10時」は、星座が同じ位置に見えるのです。

★方角について

地図と違って東と西が逆になっています。これは星空が地面と逆に頭上に広がっているからです。図のように頭の上にかざせば、東西が地図と一致します。

★月を見つける

月は目立つので、何も使わないで見つけられます。ただし、毎日大きく位置を変え、タイミングによっては空に出ていないこともありますので、このうちわには表示していません。 その日の月の出と月の入りの時刻はこちらから調べられます(新聞にも載っています)。

★木星を見つける

うちわをまっすぐに持って南に向きます。 このとき、見えている空はうちわの下の方だけです。 真南より少し左(東の方向)にある一番明るい星が木星です。 ほかのどの星よりも明るく輝いているので見つけやすいです。

★土星を見つける

木星のすぐ左(東の方向)に見えているのが土星です。 木星に比べるとかなり暗いですが、街中でも見つけられます。 30倍以上の望遠鏡を向けると、リングを見ることができます

★北斗七星を見つける

木星と土星を背にして真反対の方向を向き、上下逆さまにしたうちわをかざします。 この場合も、うちわの下の方の空だけが見えています。 柄を上にした北斗七星が北西の空に見えます。 北斗七星は星座ではなく、おおぐま座の一部です。

★北極星を見つける

北斗七星の下の星二つを結んで、右へ5倍伸ばします。 その先にポツンとある星が北極星です。 この北極星が見える方向が真北になります。 正確な南北がわかると、東西も確定できます。

★春の大曲線を見つける

春には頭上にあった春の大曲線も西に傾いています。 うちわを左手で横にして持って西を向きます。 ここでもうちわの下の方だけが見えています。 北斗七星のひしゃくの柄にあたる上四つの星を結んで、そのまま大きなカーブを描き、 橙色の明るい星にぶつかったら、それがうしかい座の一等星アークトゥルスです。 さらにカーブを伸ばしていくと、やや暗い一等星スピカにたどり着きます。この北斗七星からアークトゥルス、スピカへつながる曲線が春の大曲線です 。

★夏の大三角を見つける

今度はうちわを右手で横にして持って東を向きます。 真上近くで明るく輝いているのがこと座のベガ、おりひめ星です。 その右下の一等星がわし座のアルタイル、ひこ星です。 ベガの左下にある一等星がはくちょう座のデネブ、この三つで夏の大三角形になります。

★天の川を見つける

デネブから、ベガとアルタイルの間を抜け、木星の右へ向かって天の川が流れています。 空が暗いところならうす雲のように見えますが、周囲が明るいと見えません。

★さそり座を見つける

真南の空のあまり高くないところに赤っぽい一等星アンタレスがあります。 アンタレスの右上から左下に向かって、細長く伸びたSの字の星の並びがさそり座です。 低いところにあるので、暗い場所でないと見つけにくいかもしれません。

【発展】

★全方位で使って見る

星座うちわは東西南北だけに向けるものではありません。北東や南西ではうちわを斜めに持ちます。 うちわを持った状態で、体を360度回してみましょう。体が1周する間にうちわも1回転するように回します。これでどの方向に向いてもうちわの向きも正しくなります。

★小さな星座に挑戦する

ここまでの星座がわかったら、大きな星座の隙間にある小さな星座を探してみましょう。 いるか座、かんむり座が見つけやすいです。

★月の動きを追いかける

今年は7月24日ごろから月が見え始めます。毎日、見える方向、見えている時間、形が変わっていくので、変化を記録してみましょう。

★火星を見つける

遅い時間に東から火星が昇ってきます。 今年は火星が地球に接近する年です。最も近づくのは10月になりますので、その前後に注目してみてください。

★星座早見盤に乗り換える

日付と時刻を合わせることで年中使えるのが星座早見盤です。早見盤の楕円形の窓に出てくる部分が、このうちわのように空全体をあらわします。早見盤は非常に便利な道具ですが、早見盤を使って星座を覚えるというのは間違っています。知っている星座がいつ、どこに見えるかを確かめるのが早見盤なのです。したがって、ある程度の星座を覚えてからでないと早見盤を使いこなすことはできません。このうちわで、おもな夏の星座を覚えたら、同じ星座を早見盤でも確かめてください

6月21日 美星天文台 部分日食ライブ中継

美星天文台では、6月21日の部分日食の様子を、YouTubeを用いてライブ中継いたします。 欠けていく太陽を、おうちで安全に観察いただけます。ご自宅で観察する場合、日食は絶対に肉眼で観察せず、専用の日食グラスを用いて観察してください。雨や悪天候の場合、写らない可能性があります。どうぞご了承ください。

配信日時: 2020年6月21日 16:00 — 18:10

動画配信: YouTube 美星天文台公式アカウントにて

[中止] 七夕観望会 (7月7日)

例年、多くの方に楽しんでいただいている七夕観望会ですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から本年度の七夕観望会は中止といたします。 館内が密集した状態となるのを避けられないための判断となります。 楽しみにされていた方には大変申し訳ございませんがご了承ください。

望遠鏡保守点検のための臨時休館

美星天文台では望遠鏡保守点検のため、6月22日(月)、6月26日(金)~6月29日(月)に夜間臨時休館いたします。大変ご不便おかけいたしますが、あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。

6月21日部分日食観察会(予約制)

部分日食観察会

2020年6月21日の夕方、日本全国で部分日食が起こります。美星天文台では、部分日食の観察会を実施いたします。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、事前電話予約による人数制限(先着30名)の上で実施いたします。予約をされていない方はご入場できません。どうぞご了承のほどよろしくお願いいたします。また、参加される方におきましては、防止対策をよくお読みのうえご来場ください。ご予約・お問い合わせは 0866-87-4222 美星天文台まで。定員へ達しましたので、受付は終了致しました。大変申し訳ございません。

おうちで部分日食を観測される方へ

日食は誤った方法で観察すると、失明や目に重度の障害が発生する恐れがあります。十分に安全対策を取ったうえで、観察してください。

  • 必ず専用の日食グラスを使います
  • 絶対に日食グラス以外(サングラスなど)で日食を見てはいけません

日食グラスが手に入らない場合、間接的に道具を使ってみる方法もあります。詳しくは国立天文台の日食の観察のしかたのページもご参考ください。

インターネットによるライブ配信について

美星天文台にある太陽専用望遠鏡による部分日食撮影の様子を、YouTube上にてライブ配信いたします。どうぞこちらのページからご確認ください。