【中止】皆既月食観望会、七夕観望会、親子で作る望遠鏡工作教室のお知らせ

皆既月食観望会の中止のお知らせ

2021年5月26日(水)に予定していた皆既月食に伴う美星天文台での観測イベントは、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、中止といたします。なお月食の様子をYouTube上にてライブ配信する予定です。配信情報は、詳細が決定しましたらYouTube美星天文台チャンネルと、本ページにてご案内いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

七夕観望会の中止のお知らせ

例年7月7日に開催している七夕観望会ですが、2021年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、中止といたします。

親子で作る望遠鏡工作教室

例年ゴールデンウィークと夏休みに開催している親子で作る望遠鏡工作教室ですが、2021年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、中止といたします。

2021年整備事業について

2021年、美星天文台では下記の整備事業を予定しております。つきましては、工事中に立ち入りを制限させていただく場所、期間があります。来館者の皆様にはご不便をお掛けいたしますが、どうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。また各々の工事の詳細は、決定次第、本ページにてお知らせする予定です。

星っ子広場整備事業

これまで星っ子広場にあった、老朽化したドーム、遊具を撤去し、広く星が見える広場に整備しています。2021年3月に工事は完了していますが、4月末まで芝の定着のため、立ち入りを禁止しています。

2階開放廊下(ベランダ)拡張工事

101cm望遠鏡ドーム外にある開放廊下(ベランダ)を東側へ拡張し、密を避けて星空観望ができる場所を提供します。2021年4月から秋ごろまでの工事(予定)となっており、工事の間、中庭がご利用できません。

駐車場拡張工事

駐車場を拡張し、新たに50台以上の車が駐車できる場所を確保します。工事は2021年5月頃から、約半年ほどを見込んでいます。工期中、駐車場の一部の利用について、制限がある場合もあります。制限等につきましては、詳細が決定次第、本ページにてご確認いただけます。 

ロビー上映設備設置工事

1階ロビー壁面へ映像を投影する設備を設置し、館内の様々な場所で密集した状態にならずにお楽しみいただける展示です。2021年7月末までに整備予定となっております。設備の設置や壁面の改修のため、一時的に天文台設備の利用制限が行われる可能性があります。詳しい工期は決定次第、本ページにてお知らせいたします。

場所内容期間
星っ子広場芝の養生のため、立入禁止4月末頃まで
中庭ベランダ拡張工事のため、立入禁止4月から秋頃まで
駐車場工事のため、駐車場の一部が使用できない期間があります5月頃から11月頃まで
ロビー上映設備工事のため、一部立ち入りを制限する場所があります未定

2021年度第1期(2021年4月~8月)公募観測プログラム決定

2021年度第1期の公募観測プログラムに関して、下記のとおり決定いたしました。

観測日代表者テーマ観測方法
4/2-4藤原 智子人工衛星の分光観測分光
4/9-11瀬尾 日出夫季節の星座の星雲CCD撮影CCD撮像
4/16-18佐々井 祐二短周期食連星の測光観測CCD撮像
5/1-2山田 隆文高校生の観測実習(低分散分光)分光
5/7-9松下 明広新星・超新星等の分光観測分光
5/14-16深川 浩幸惑星 (火星) 、夏の 銀河・星雲の観望および撮影眼視・カメラ撮影
6/11-13安藤 和子フレア星をもつ連星BY Draの分光観測分光
7/30-8/1松下 明広変光星等の分光観測分光
8/6-8山田 隆文高校生の観測実習(低分散分光)分光
8/13-15辻本 久雄アストロクラブふくやま観望会眼視・カメラ撮影

台長預かり日は 4/23-25, 5/28-30, 6/4-6, 7/9-11, 7/16-18, 7/24-26, 8/20-22, 8/27-29 となっております。 利用を希望される方は天文台までメールもしくはお電話ください。

馬頭星雲の撮影

冬の代表的な星座、オリオン座。その中には、肉眼ではとても見えないような暗い星雲がひしめき合っています。カメラを使って長時間露光を行うと、このような星雲が次々と浮かび上がってきます。今回は、そんなオリオン座にひしめく星雲のうち、「馬頭星雲」と呼ばれる星雲を紹介したいと思います。

宇宙を漂う星雲には、様々な種類があり、電離した水素が赤く輝く「HII領域」や、低温の分子ガスが漂う「暗黒星雲」などが有名です。馬頭星雲は、赤く輝くHII領域の前に、黒く光を吸収する暗黒星雲が並んでおり、この暗黒星雲の形が馬の頭に似ていることから、このような名前で呼ばれています。

写真はオリオン座から馬頭星雲まで、様々な焦点距離のカメラ(望遠鏡)でクローズアップしたものであり、きれいに赤く輝くHII領域の中に、シルエットのように浮かび上がる馬頭星雲の様子がわかります。

オリオン座と、馬頭星雲の位置

HII領域からの光は、非常に淡く、また赤外線に近い色なので、残念ながら人間の目ではほとんど見えません。上の写真も、カメラを使って1時間以上、シャッターを開けっぱなしにしてようやく撮れたものになります。目では見えませんが、オリオン座を見つけた際には、こんな星雲もあるのだなと思って眺めると、いつもとはまた違った見え方になるかもしれません。

口径18cm望遠鏡で撮影した馬頭星雲周辺
101cm望遠鏡で撮影した馬頭星雲

撮影情報

撮影者天文台職員
撮影日時2021/2/10
観測装置カセグレン N焦点 + STL-1001E
撮影バンドHα: 120分, G: 20分, B: 20分, 3色合成

美星天文台における夜空の明るさの計測について

夜空の明るさ測定について

井原市では、「美しい星空を守る井原市光害防止条例」を制定し、星空を守る活動を継続してきています。その中で「夜空の明るさ」の計測は、どのくらい暗い環境を維持できているかの指標として大変重要なものです。美星天文台では、以前から様々な方法で光害調査を継続してきました。この度、新たに公募観測で得られたデータを副次的に利用して、過去12年間(2008年~2020年)の美星天文台における夜空の明るさの推移を調査しました。

計測結果の概要

公募観測の撮像データ(111夜, 10,919枚の画像)から、過去12年間の夜空の明るさを調査した結果、その明るさに統計的な有意変化(C.L.=95%)は見られず、ほぼ一定の明るさを保っていることが判明しました。その典型的な明るさはV-バンド(波長)で 20.5等級/平方秒角 (AB等級)であることが判明しました。これは、美星町の夜空の明るさが”天の川が見え始める明るさ”の目安とされる19等級/平方秒角より暗い状態を保っていることを示しています。計測方法や解析の詳細や結果については、下記の報告書よりご覧になれます。

計測結果の報告書

2021年度第一期公募観測募集(4月~8月)

美星天文台101cm望遠鏡2021年度第一期の公募観測を募集いたします。応募締め切りは3月5日(金曜)です。下記の募集要項に従いご応募ください。 一週末(金土日)につき、一グループのみの割り当てとなります。また、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、各種利用制限が実施されております。どうぞ募集要項をよくお読みのうえ、ご応募ください。

木星と土星の接近を撮影しました。

2020年12月21日(月) 17:10頃、接近する土星と木星の姿の撮影に成功しました。101cm望遠鏡に取り付けられたデジタルカメラで撮影しています。この後、土星と木星は、101cm望遠鏡では向けることができないほどの低空に移動していきました(17:48速報掲載)。

2020年度第3期(2021年1月~3月)公募観測プログラム決定

2020年度第3期の公募観測プログラムに関して、下記のとおり決定いたしました。

観測日代表者テーマ観測方法
1/8-10瀬尾 日出夫季節の星座の星雲CCD撮影CCD撮像
1/15-17馬場 道浩淡い星雲・銀河の肉眼による観測および撮影眼視、カメラ撮像
2/13-14深川浩幸冬の 銀河・星雲の 観望および撮影眼視、カメラ撮像
3/12-14辻本久雄アストロクラブふくやま観望会眼視、カメラ撮像
3/19-21松下明広新星・超新星等の分光観測分光
3/26-28藤原智子人工衛星の分光観測分光

台長預かり日は 1/22-24, 1/29-31, 2/5-7, 2/19-21, 2/26-28, 3/5-7 となっております。 利用を希望される方は天文台までメールもしくはお電話ください。

【速報2】はやぶさ2と、そのカプセルの撮影に成功しました

2020年12月5日から6日にかけて、美星天文台101cm望遠鏡での小惑星探査機「はやぶさ2」と、分離されたカプセルの撮影に成功しました。撮影は5日の夜間公開後22時から翌2時まで実施され、「はやぶさ2」と分離されたカプセルの冷却CCDカメラによる撮像、デジタルカメラでの動画撮影に成功しました。

はやぶさ2本体

はやぶさ2の軌跡(6日 00:07 JST)
はやぶさ2の移動の様子

カプセル

分離されたカプセルの軌跡(6日01:31 JST)
カプセルの移動の様子

本観測は「おかえりはやぶさ2観測キャンペーン」(JAXAはやぶさ2プロジェクト、日本惑星協会、日本公開天文台協会)の一環として行われました。観測に必要な「はやぶさ2」の位置情報は本キャンペーンより提供を受けています。