2020年度101cm望遠鏡操作資格講習会

美星天文台は、101 cm望遠鏡を毎週末の23時から翌日4時まで操作資格所有者に開放しています。 101cm望遠鏡を利用するには操作講習会を受講し、操作資格試験に合格する必要があります。 第26回操作講習会を以下の要領で行います。101cm望遠鏡の利用について、詳しくはホームページをご覧下さい。

日時

講義編2020年 10月 3日(土)13時30分から17時まで
筆記試験2020年10月10日(土)13時30分から15時まで
望遠鏡操作試験2020年10月10日(土)15時30分から18時まで

試験に合格すると、操作資格者として登録されます。会場は美星天文台です

受講料

1,700円

受講資格

天体望遠鏡の構造を熟知し使い慣れている成人(目安として口径20cm以上の望遠鏡と赤道儀を自在に使いこなせる人)。または、天文台長がそれと同等と認めた者。電子メールアドレスを有すること。

募集人員

10人程度

申し込み方法

郵便(封書)、FAX、電子メールのいずれかによる。
「101 cm望遠鏡操作講習会受講希望」と明記し、申し込み者本人が住所・氏名・年齢・性別・電話番号・電子メールアドレス・使用してきた主な望遠鏡名・あなたの天文歴(観測実績、観望会指導、天体写真撮影など具体的に)を詳しく記入してください。

締め切り

2020年9月14日(月)午後5時必着

申し込み先

郵便 〒714-1411 岡山県井原市美星町大倉1723-70 美星天文台 望遠鏡操作講習係
FAX 0866-87-4224
電子メール
申込みを受け付けた方全員に電子メールで連絡いたします。なお、申込み者多数の場合は書類による審査を行うこともあります。

ネオワイズ彗星(C/2020 F3 NEOWISE)の観測

2020年7月12日早朝に、星空公園で撮影したネオワイズ彗星
美星スペースガードセンターのドームと、ネオワイズ彗星(7月17日撮影)

早朝の北東の空低く、非常に明るい彗星が見えています。2020年3月に見つかったこのネオワイズ彗星(C/2020 F3, NEOWISE)は、7月12日現在で約1等星の明るさで見えています。肉眼では見つけるのは大変かもしれませんが、双眼鏡などを使うと、その雄大な尾を観察することができます。彗星は今最も明るい時期を迎えており、この後、1週間もすると暗くなって探すのは大変になってしまいますが、興味がある方はぜひ探されてみてはいかがでしょうか?

上の写真は、 2020年7月12日早朝に井原市星空公園で美星天文台職員が撮影したネオワイズ彗星の姿です。わずか10分ほどの間でしたが、雲間からその姿を撮影することができました。

彗星の探し方

彗星はこの後、夕方の空で見えやすくなります。7月15日ごろでは日没1時間後の北西、地平線からの高度10度程度のところで約2等星の明るさで見えると予想されています。7月20日を過ぎる頃には地平線からの高度20度以上でみることができますが、明るさは3-4等星とどんどん夕焼け空の中では探すのが難しくなっていきます。日没が見えるような、なるべく北西方向の視界が広い場所(山の展望台など)で探すと、見つけやすいかもしれません。

撮影画像のデータ

撮影日時2020年7月12日 朝4時頃
撮影場所井原市星空公園
撮影機材FSQ-85 f=327mm (トリミングあり)
カメラsony α7, ISO6400, 4秒露光1枚

[中止] ペルセウス座流星群観察イベント(2020年8月12日)

イベント中止のお知らせ

2020年8月12日のペルセウス座流星群観察イベントは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止となりました。毎年多くの方が楽しみにされている中、大変申し訳ございません。どうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。

8月12日夜間の美星天文台は閉館します。駐車場も閉鎖されております。どうぞよろしくお願いいたします。

インターネットでの流星群リアルタイム動画配信について

8月12日20時から翌3時までの間、美星天文台に設置した広角カメラで撮影した、リアルタイムの流星群映像を、YouTubeにてライブ配信する予定です。YouTube美星天文台公式チャンネルからご確認ください。

夏の星座うちわの使い方

星座うちわについて

空全体に見える星をうちわに投影しています。本来なら円形になるところをうちわの形に合わせていますから、実際の空とは少しゆがみが生じます。また、全体をひと目で見渡すことができないので、見る方向に合わせてうちわを回しながら、下の方だけを使うというのが正しい見方です。くわしくは以下で少しずつ説明していきます。
 よく晴れた日に、できるだけ街灯の少ない安全な場所へ出て、時間をかけて確かめていきましょう。「★」を一つクリアしたら次へ進むようにしてみてください。 初めて星座を探す小学生を対象としていますが、小学生だけで屋外に出るのは危険です。道路などへ出なくても、暗がりで空を見上げて歩くだけで転倒などの危険があります。必ず大人がついて、目を離さないようにしてください。

★星座早見盤との違い

どんな日時でも使えるのが星座早見盤です。このうちわは2020年の夏休み期間限定となっていますので、秋や冬には使えません。 目安として「8月上旬午後8時」を基準にしていますが、時間が経つと星の位置が少しずつ移動します。同時に日にちが変わっても星の位置は移動します。 その日のうちの2時間分の移動と、同じ時刻の1か月分の移動がほぼ同じなので、「8月上旬午後8時」と「7月上旬午後10時」は、星座が同じ位置に見えるのです。

★方角について

地図と違って東と西が逆になっています。これは星空が地面と逆に頭上に広がっているからです。図のように頭の上にかざせば、東西が地図と一致します。

★月を見つける

月は目立つので、何も使わないで見つけられます。ただし、毎日大きく位置を変え、タイミングによっては空に出ていないこともありますので、このうちわには表示していません。 その日の月の出と月の入りの時刻はこちらから調べられます(新聞にも載っています)。

★木星を見つける

うちわをまっすぐに持って南に向きます。 このとき、見えている空はうちわの下の方だけです。 真南より少し左(東の方向)にある一番明るい星が木星です。 ほかのどの星よりも明るく輝いているので見つけやすいです。

★土星を見つける

木星のすぐ左(東の方向)に見えているのが土星です。 木星に比べるとかなり暗いですが、街中でも見つけられます。 30倍以上の望遠鏡を向けると、リングを見ることができます

★北斗七星を見つける

木星と土星を背にして真反対の方向を向き、上下逆さまにしたうちわをかざします。 この場合も、うちわの下の方の空だけが見えています。 柄を上にした北斗七星が北西の空に見えます。 北斗七星は星座ではなく、おおぐま座の一部です。

★北極星を見つける

北斗七星の下の星二つを結んで、右へ5倍伸ばします。 その先にポツンとある星が北極星です。 この北極星が見える方向が真北になります。 正確な南北がわかると、東西も確定できます。

★春の大曲線を見つける

春には頭上にあった春の大曲線も西に傾いています。 うちわを左手で横にして持って西を向きます。 ここでもうちわの下の方だけが見えています。 北斗七星のひしゃくの柄にあたる上四つの星を結んで、そのまま大きなカーブを描き、 橙色の明るい星にぶつかったら、それがうしかい座の一等星アークトゥルスです。 さらにカーブを伸ばしていくと、やや暗い一等星スピカにたどり着きます。この北斗七星からアークトゥルス、スピカへつながる曲線が春の大曲線です 。

★夏の大三角を見つける

今度はうちわを右手で横にして持って東を向きます。 真上近くで明るく輝いているのがこと座のベガ、おりひめ星です。 その右下の一等星がわし座のアルタイル、ひこ星です。 ベガの左下にある一等星がはくちょう座のデネブ、この三つで夏の大三角形になります。

★天の川を見つける

デネブから、ベガとアルタイルの間を抜け、木星の右へ向かって天の川が流れています。 空が暗いところならうす雲のように見えますが、周囲が明るいと見えません。

★さそり座を見つける

真南の空のあまり高くないところに赤っぽい一等星アンタレスがあります。 アンタレスの右上から左下に向かって、細長く伸びたSの字の星の並びがさそり座です。 低いところにあるので、暗い場所でないと見つけにくいかもしれません。

【発展】

★全方位で使って見る

星座うちわは東西南北だけに向けるものではありません。北東や南西ではうちわを斜めに持ちます。 うちわを持った状態で、体を360度回してみましょう。体が1周する間にうちわも1回転するように回します。これでどの方向に向いてもうちわの向きも正しくなります。

★小さな星座に挑戦する

ここまでの星座がわかったら、大きな星座の隙間にある小さな星座を探してみましょう。 いるか座、かんむり座が見つけやすいです。

★月の動きを追いかける

今年は7月24日ごろから月が見え始めます。毎日、見える方向、見えている時間、形が変わっていくので、変化を記録してみましょう。

★火星を見つける

遅い時間に東から火星が昇ってきます。 今年は火星が地球に接近する年です。最も近づくのは10月になりますので、その前後に注目してみてください。

★星座早見盤に乗り換える

日付と時刻を合わせることで年中使えるのが星座早見盤です。早見盤の楕円形の窓に出てくる部分が、このうちわのように空全体をあらわします。早見盤は非常に便利な道具ですが、早見盤を使って星座を覚えるというのは間違っています。知っている星座がいつ、どこに見えるかを確かめるのが早見盤なのです。したがって、ある程度の星座を覚えてからでないと早見盤を使いこなすことはできません。このうちわで、おもな夏の星座を覚えたら、同じ星座を早見盤でも確かめてください

新型コロナウィルス感染症拡大防止対策について

2021年5月15日から6月20日までの間、臨時休館しています。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、以下の対策を取ります。ご不便をおかけいたしますが、どうぞご了承いただけますと幸いです(6月18日改訂)。

  1. 入館者数による入場制限
  2. 夜間公開時の入場には、「電子整理券」が必要
  3. 全入館者の連絡先の記入のお願い
  4. マスク着用などの咳エチケット、手洗いの励行、ソーシャル・ディスタンスの確保
  5. 入館時の検温の実施、体調不良者の入館自粛のお願い
  6. 館内全域の換気 (すべての扉を常時開放します)
  7. 館内展示の一部撤去
  8. 職員のマスクまたはフェイスシールド着用

1. 入館者数による入場制限

館内が密集した状態となるのを避けるため、入館者数を「50名」とさせていただきます。どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

2. 夜間公開時の入場には「電子整理券」が必要

館内の入場者数を制限するため、夜間公開時の入場のためには、事前に「電子整理券」の発行が必要となります。当日13:45から整理券の発行が可能となります。上限人数を超えての発行ができません。どうぞご了承ください。電子整理券の発行はこちらから。

3. 全入館者の連絡先の記入のお願い

職員および入館者の方が新型コロナウイルスに感染した場合、感染経路追跡を容易にするため、全入館者の方に連絡先(氏名、住所、電話番号)の記入をお願いしております。どうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。

4. マスク着用などの咳エチケット、手洗いの励行、ソーシャル・ディスタンスの確保

感染の拡大を防ぐため、入館者の皆様にはマスクの着用などの咳エチケット、手洗いのお願いをしております。館内へアルコール消毒液を設置しておりますので、どうぞご利用ください。また、周囲の方との距離を十分にお取りください(ソーシャル・ディスタンスの確保)。

5. 入館時の検温の実施、体調不良者の入館自粛のお願い

受付において、すべての入館者の方の検温を実施いたします。体調に不安がある方は、ご入館を自粛いただけますよう、お願い申し上げます。

6. 館内全域の換気

館内全域におきまして、常時換気と扉の開放をいたしております。感染リスクを避けるためにも、扉や窓にお手を触れないよう、ご協力よろしくお願いいたします。

7. 館内展示の一部撤去

接触による感染リスク低減のため、館内展示の一部を撤去いたしております。また、館内の手すりなどは定期的にアルコールなどによる清掃を行っております。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

8. 職員のマスクまたはフェイスシールドの着用

職員からの感染拡大を防止するため、マスクまたはフェイスシールドを着用してのご案内となります。どうぞご理解いただけますようよろしくお願いいたします。

2020年度第1期(2020年4月~8月)公募観測プログラム決定

2020年度第1期の公募観測プログラムに関して、下記のとおり決定いたしました。

観測日代表者テーマ観測方法
4/3-4瀬尾日出夫季節の星座の星雲CCD撮影CCD撮像
4/17-18藤原智子人工衛星の分光観測分光
4/24-25押木俊之春から夏の惑星状星雲のカラー写真撮影CCD撮像
5/15-16藤原伸明メシア天体の渦巻銀河の撮影比較カメラ撮像
5/24馬場道浩淡い星雲・銀河の肉眼による観測および撮影カメラ撮像
5/29-30松下明広新星・超新星等の分光観測分光
7/10-11伊藤聖夏季節の星の観測、星雲の撮影眼視、カメラ撮像
7/17-18深川浩幸101cm望遠鏡を使用しての惑星・星雲観測カメラ撮像
7/25-26辻本久雄アストロクラブふくやま観望会眼視
7/31-8/1松下明広特徴的な天体のスペクトル分光
8/14-15藤原伸明星雲のモザイク撮影および惑星の撮影カメラ撮像
8/21-22中西真夏の銀河、星雲のカラー写真撮影CCD撮像
8/28-29松本栄次惑星状星雲の撮影と観測カメラ撮像

台長預かり日は 5/1-3, 5/8-10, 6/5-7, 6/12-14 となっております。 利用を希望される方は天文台までメールもしくはお電話ください。

公募観測成果報告(2020年2月22日)

観測者氏名 深川 浩幸
共同観測者
観測日 2020年2月22日
観測装置 カセグレン W焦点 + sony α7S
観測テーマ
観測天体 ベテルギウス、M44, M51, M65,
M66, M95, M97, M101他
解析ソフト Photoshop、lightloom

コメント

令和2年 奇跡的に2並びの日に公募観測することができました。23時になっても曇り空で待機状態…運が無いと思っていたら23時半過ぎオリオン座が見えたのを切っ掛けに一気に好転(しかし風が強くあと少しで観測できない頃もありましたが)以外にも、シーイングも良く、切り替えて冬の銀河巡り…沢山銀河を撮影する事が出来きました。ピントが甘い等反省点も分かってきたので次回の観測に生かしたいと思います。