美星天文台における夜空の明るさの計測について

夜空の明るさ測定について

井原市では、「美しい星空を守る井原市光害防止条例」を制定し、星空を守る活動を継続してきています。その中で「夜空の明るさ」の計測は、どのくらい暗い環境を維持できているかの指標として大変重要なものです。美星天文台では、以前から様々な方法で光害調査を継続してきました。この度、新たに公募観測で得られたデータを副次的に利用して、過去12年間(2008年~2020年)の美星天文台における夜空の明るさの推移を調査しました。

計測結果の概要

公募観測の撮像データ(111夜, 10,919枚の画像)から、過去12年間の夜空の明るさを調査した結果、その明るさに統計的な有意変化(C.L.=95%)は見られず、ほぼ一定の明るさを保っていることが判明しました。その典型的な明るさはV-バンド(波長)で 20.7等級/平方秒角 (AB等級)であることが判明しました。これは、美星町の夜空の明るさが”天の川が見え始める明るさ”の目安とされる19等級/平方秒角より暗い状態を保っていることを示しています。計測方法や解析の詳細や結果については、下記の報告書よりご覧になれます。

計測結果の報告書